椨の木(タブノキ)の平たいピンズ

落ち着いた色味とやわらかなツヤの出る椨の木で作ったピンバッジです。

目・口・ひげは、溝を掘って木材を埋め込む『象嵌(ぞうがん)』という手法で描いています。
象嵌に使った木はホワイトシカモアです。

木のぬくもり・質感を変えずに長持ちさせてくれるガラス塗料を何度か塗っては磨き、を繰り返して仕上げています。
無垢の木よりも耐水性・耐朽性があります。

ねこ部分サイズおよそ　幅29　高25　厚6mm

椨の木は日本の樹木で、木のぬくもりがとても感じられる美しい銘木です。
華やかではないかもしれませんが、やさしく落ち着いた感じがあって、個人的にとても好きな木のひとつです。
削っているとき、漢方薬のような不思議な香りがしました。
樹皮の粉末はお線香を固める基材になります。


金具はネジでしっかり固定されています。
針の部分が少し短いかもしれませんが、ハンドタオル2枚重ねでもしっかりと留められます。

・・お手入れは・・
ちょっとツヤが無くなってカサついた様に見えてきたら、乾性油と呼ばれる亜麻仁油やクルミ油等をちょっぴり含ませた柔らかい布でよく拭いてあげてください。
上記の油がなければオリーブオイル等でも結構です。
拭いた後は、できれば数日置いて休ませてあげてください。